ソフトウェアテスト技術者資格です。国際的なものにISTQBがあり、互換性があります。
私が受けたのはFoundation Levelで基本的な知識を問われます
Foundation Level資格は、ソフトウェアテストに関与するあらゆる人々を対象にする。Foundation Level 資格の対象者には、テスト担当者、テストアナリスト、テストエンジニア、テストコンサルタント、テ ストマネージャー、ソフトウェア開発担当者と開発チームなどが含まれる。このFoundation Level資格 は、ソフトウェアテストについて基本的な理解を望む方、例えば、プロダクトオーナー、プロジェクト マネージャー、品質マネージャー、ソフトウェア開発マネージャー、ビジネスアナリスト、IT部門長、 経営コンサルタントのような人にも適切である。
JSTQB シラバスより
私はもともと、自動テストってどうやって書くのが良いんだろう?という観点からソフトウェアテスト技法ドリルを読んでいたりしていてもともと薄く知識がありました。なので、8時間程度の勉強で合格できました。ソフトウェアエンジニアであれば、既知の事項も多いですし、合格ラインが65%なのもあって比較的簡単に合格できると思います。
どっちかというと22000円の受験料の方が痛いですね。早く2万円をなんとも思わないレベルのエンジニアになりたい(今どき受験料くらいは会社から出るのが普通だとは思いますが)
やった勉強は、公式が出している教科書と、「テス友」というアプリがあるのでそれで用語の整理をつけました。知識が薄いところは個別で記事をみたりしました。逆に言うとこれ以上の教材であんまりドンピシャなものがないのがネックかもしれません。
www.shoeisha.co.jp www.qbook.jp
王道の勉強法はシラバスを読むことですが、シラバスがあんまり読みやすいものじゃないです。所詮シラバスですからね。
学べる事
ひとつに用語です。「欠陥と故障の違いって何?」といったところや、ソフトウェア開発の文脈だと微妙に出てこない用語を押さえることができます。
「スモークテスト(smoke test)」という語彙、聞き馴染みがない割にGPT-5.4以降コーディングエージェントが唐突に使い始めたなという印象があったが、やっぱり同時期にGoogle検索のクエリ数も跳ねているらしい。
— 動詞 (@IMG_5955) 2026年8月5日
AIによってどこからか掘り起こされた語彙が人間の語彙の分布に影響を与えている pic.twitter.com/gqU5M76ukv
このツイートが「お前スモークテストも知らないのかよ?」とかなり引用で批判されていますが、もしJSTQB FLを受けていれば………
ともかくとして、テストの実行が完全に別部隊だったり雰囲気で自動テスト回してたりすると、本来は常識であるべきなのに知らないまんま今に至るということはよくあるので、そういった隙間を埋めるのにちょうどよいと思います。
あとは、広いスコープからテストをとらえなおすことができるというのも利点だと思います。それがこの試験の対象者に「ビジネスアナリスト」が含まれている由縁です。一介の開発者にとってテストというのは精々「作ったものの動作確認」程度のものですが、プロジェクトリスクやプロダクトリスクからテストをとらえなおすということができます。そのソフトウェアの不具合によってどのようなリスクがあるか、そのリスクが発生しないことをある程度担保するためにどのようなテストを実施するべきかという観点を学ぶことは新鮮でした。
CBTでいつでも受けられるし、合否もすこしかかりますが1週間くらいで出るし、難易度もたかすぎない。強いて言えば受験料くらいでしょうか。それ以外は特にデメリットがないのでお勧めです。















