最近はやっているので
入学前に差があり、在学中に差が広がる学科
大学にはいろんな学科がある、物理科でも化学科でも電子系学科であっても入学前にとびぬけた人はそこまでいない。いてもせいぜいSSHで活躍していました程度の差で、大学で頑張れば埋められる差だ。
- SSHとはスーパーサイエンスハイスクールの略で、高校で研究ごっこみたいなことができる
だが、情報工学科はそうもいかない。小さいころからパソコンをやってたり、プログラミングでなにか作ってる人がいる。それだけでもほかの学科で差がついているのに、在学中にさらに差が広がる。ほかの学科なら成績くらいの差だが、情報工学科にはプログラミングという非常に目に見えやすい進捗の差がある。ある程度自分で進捗を産んだ人にとって情報工学科で学ぶコンピューターサイエンスは低レイヤへの橋渡しとなるが、そうでない人には「ちょっとだけパソコン触れる人」にしかならない。
人気沸騰学科らしいが、一番意味のない学科だと思う
1, ネットに一番情報が落ちている学科である
ggったらかなり情報が出てくるし、勉強の仕方もある程度整備されている。というか独学ができない人は向いてないと思う。
2, いうほどオタクはいない
聞いた話ではあるが、どの大学もそこまでプログラミングをやっているような人たちは少ないらしい。最近は競プロの流行りがあって普及しつつあるが、それでもプログラミングを趣味でやる習慣のある人は絶望的に少数派らしい。「共に学ぶ友を見つける」というのは大学の役割の一つだと思うが、これではあまり意味がない。
3, プログラミングをする学科ではない
プログラミングをしている学科もあるが、それはもはや専門学校である。プログラミングができる前提で論理回路やアルゴリズムを学んで身に着ける内容になっている。なので情報工学科を出てもプログラミングができるようにならない。お飾りの学歴でしかない。
情報工学科を活かすために
1, 競プロはもっとも参入障壁が低くオススメ
まずアルゴリズムは情報工学の最たるものであり、ゲーム感覚でやりやすいのでお勧めできる。
2, Rails, Go, Pythonなどで興味を持ったものを始める
ある程度コーディングに慣れたら実際にサービスを作ってみるとよい。そこでポートフォリオで完成すれば有意義なインターンにも参加できるので良い。
3, 逆におススメしないのは機械学習
非常にキャッチーなワードだが、知り合いでちゃんと続けられている人は少ない。専門家としてやるならば統計学を基礎として様々な勉強をしなくてはいけないし、その勉強を支えるためのコミュニティも上二つに比べると弱い傾向にある気がする。
なんて書いたが私は情報工学科ではないし、プログラミングなんて毛が生えた程度しかしないはんだ付け学科だったりする。